2025年9月10日発行の、
俳句雑誌「noi vol.5(2025年9月号)」です。
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今回の第一特集は、今年五月に第一句集『或』を上梓されたばかりの大塚凱さんに、連作についての論考を寄せていただきました。
句集『或』には、口語=私たちがふだん使っている言葉で、現代を生きて暮らす人間の息や心の風合いがナチュラルに写し取られています。
そこで意識的に採用されているのが「連作」という形式です。
この論考では、連作形式の歴史的出自から、各作家がそうした書き方を採る意図や達成まで、これまでの連作の名作を辿りながら、『或』を編むに至った問題意識が明らかにされていきます。
併せて、永山智郎さんに、分析的かつ魂の温度の高い『或』句集評をいただきました。俳句の現在地と未来を考える契機となる特集です。
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第二特集は、榮 猿丸さんと神野紗希の対談、
「現代の〈人間〉をどう詠むか」。
2025年6月、NHK文化センターさいたまアリーナ教室の対談&句会企画で、「澤」同人の榮猿丸さんと「noi」代表の神野紗希が「現代の〈人間〉をどう詠むか」をテーマに対談を行いました。
変化し続ける社会や人間関係のなかで、俳句は現代の〈人間〉をどう捉えることができるのか。そしてそれを俳句に詠むときの難しさや奥深さとは。十七音から今、読み取れる「現代の〈人間〉」とは。面白さとは。
互いに持ち寄った作品を読み解きながら、それぞれの句に思うことや、自句の創作背景について、語り合いました。
┈┈┈┈┈┈┈目次┈┈┈┈┈┈┈
■第一特集
句集『或』を巡って 連作と一回性
論考 少し暇そうにしてる君を連れ出したい 大塚凱
句集評 「俗」に分け入ってすべてを許す――大塚凱『或』 永山智郎
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■第二特集
対談「現代の〈人間〉をどう詠むか」
榮 猿丸×神野紗希
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■俳句作品・評
遥野集
noi40
野惟集 今月の作品(選句担当 神野紗希)
野を惟う窓 選後評「祈り、あるいはお守り」(神野紗希)
野風抄 年間テーマ作品(選句担当 野口る理)
2025年間テーマ:口語
風を読む窓 抄後評「語尾の美」(野口る理)
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■連載ほか
ku/e 丹下京子
野路逍遥 誌友作品評「noi」2025年8月号より 髙田祥聖
俳句時評 俳句と「読み」若林哲哉
社会とことば「意志と宿命」山口優夢
星河渉猟 ーいま読みたい一句ー
ネットプリント「俳句ユニットRUBY」星野いのり
京極杞陽に出会う「子どもという他者」友定洸太
生きぬくためのことばたち「ささやかな日々を選び取ること」千田洋平
一句鑑賞
俳句カケル映画「北野武〈前篇〉」藤 雪陽
PICK UP誌友 いずみ令香 田中まぎぬ
野々草々 代表作品と随想 神野紗希 野口る理
投句・句会案内 / 作品募集・イベント等 / 誌友消息 / 誌友申込案内
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《表紙/誌友七名の作品》
起こさないようサイダーの蓋開ける 橘あかね
虹の根にいます死なない鳥と一緒です 植 朋子
蛸揉んで我れも出アフリカの裔 陰山恵
寂光の淵を鯰の髭の先 藤田かをる
ペン立てに紙飛行機を挿す夜涼 友定洸太
虹が出てをります清き一票を 佐藤五日
兵士にはなりませんともアロハシャツ 梶浦道成
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【概要】
雑誌名:noi vol.5(2025年9月号)
価格:1,500円(税抜)/1,650円(税込)
仕様:A5版/84ページ
発売日:2025年9月10日
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